近所のコンビニに買い物に行った。
すいている時間なので、レジには女の子がひとりだけ、あと一人は棚の整理をしていた。
レジ前には二人の客が並んでいた。
その後ろに私も並んだのだが、狭い通路なので自然に左に曲がる形になった。
次の客は、今度は私と反対側に並んだ。
つまり、1つのレジに二列出来てしまったわけだ。
私の後ろにまた客(30-40代の男性)が並んだところで、棚の整理をしていた店員が飛んできて隣のレジで「お次の方どうぞ」という。
私の前の人は既にレジで会計中だったので私がそちらへ進んだ。
私は結構の数の買い物をしたので、時間が掛かる。
その間に隣のレジでは私の後に来た人も会計を済ませた。
すると並んでいなかった女性客がレジが空いていると思ったのだろう、さっとそのレジで会計を済ませた。
レジの女の子は次に私の後ろにいた客に、「次の方こちらへどうぞ」と言った。
自分より後に来た女性が先に会計を済ましたことが気に入らなかったらしい。
その気持ちはわかる。
店員は客の順番ぐらい見ていてほしいと思う。
順番を気にする人は多い。
私の後ろにいた客はレジの女の子に向かって文句を言い始めた。
言葉がやたら丁寧だ。
「今のレジの順番はおかしいと思いませんか?」
なんのことか分からない女の子は「?」という顔をする。
「なんで怒られているのかわからないんですか? 順番がおかしいと言っているんですよ」
「??」女の子は怪訝な顔。
「それがわからないのなら、バイトなんかする資格ないですね。やめてしまいなさい」
そういい捨てると、買ったコーヒーの缶を一本持って、外の看板を蹴飛ばして去っていった。
たかが2-3分のこと。
そんなに怒ることなのか?
「私の方が先でしたよ。気を付けてください」くらいで済ませればいいのに。
さもなければ割り込み客の会計前に、「私の方が先だ」と言えばいい。
自分が怒ったことにより、一番不愉快になるのは自分自身なのに気が付かないのだろうか。
私はかご一杯の買い物をしていたので、彼が立ち去るまでの経過を隣のレジでじっくりと見ていたのだった。
蹴飛ばされた看板がかわいそう。
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