トラブルの街
渋谷を歩いていて、何らかのトラブルを見かけない日はない。
先日、渋谷公会堂から井の頭通りへ降りてきた交差点でのこと。
白髪の男性が歩道で倒れていた。
数名の連れと思しき人々が取り囲んでいる。
やがて救急車のサイレンが聞こえてきた。
「こっち、こっち」と手を振る連れの人。
救急車を見かけない日は殆どない。
同じ交差点で、自家用車と個人タクシーのトラブルを見かけた。
信号が赤になると、自家用車の男性が降りてきて、タクシーの窓をかなり強く叩き文句を言っている。
もちろんタクシーは窓を開けない。
どちらがどうなのかは分からないが、黒い服装のその男性はちょっと怖そうに見えた。
だが、乗っている車は黒だがホンダのハッチバック。
ま、コワイ系ではなさそうだ。
信号が青になるやいなや、タクシーは急発進して逃げた。
246と道玄坂を結んでいる道路がある。
その真ん中あたりにコワイ系の事務所があるのだが、その周囲には時々それらしき車やオニイサンがたむろしている。
ある時、渋滞の中黒塗りのいかにもそれらしきセダンが渋滞の列を横目に対向車線に入り、通り過ぎて行った。
対向車は驚いてクラクションをならしたところ、黒塗りの窓から怒声が聞こえた。
私は通り過ぎてしまったので、その後の成り行きは知らない。
渋谷を舞台にバイオレンス系の小説が多いのも頷ける。
池袋や新宿には負けるが。
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